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伏見の名水を活用

伏見の名水を活用

酒といえば灘と伏見。伏見には古くから地酒があったようです。秀吉が築いた城下町の伏見では酒造りが盛んであったようです。それも伏見の地下水は名水で酒造りにピッタリとのこと。今でも伏見には数多くの名水が残っています。その名水を病院で活用しようと井戸を新設することとしました。
2009年8月中旬に着手し12月末には工事を終え、2010年から本格的に揚水し、病院とアールそせいで使用する飲料水などに活用を開始しています。

また災害時に公共水道による給水が停止しても飲料水や透析に必要な水を確保することが出来ました。

原水

井戸の深度は約70メートルです。原水の揚水は水質が良い深度65メートル付近から採取しています。

浄水

原水をろ過し、塩素等の混合とともに、鉄やマンガンをろ過し、更にRO膜ろ過を通過させるなどした後に公共水道(京都市水道)と混合し飲料水などに供給しています。

原水⇒塩素・PAC(ポリ塩化アルミニウム)の注入⇒除鉄・除マンガンろ過⇒活性炭ろ過⇒RO膜ろ過⇒塩素・苛性注入⇒市水混合⇒病院・アールそせいに給水

水質管理

水質管理は法的に定められた水質検査等の実施については、委託会社において実施され、残留塩素濃度にあっては0.1mg/ℓ以上を確保するために自動監視されています。また浄水装置に異常が生じたときは自動停止されます。

水質検査

水道法の規定に基づき、毎日検査、定期検査及び原水検査等の実施が義務付けられており、毎日検査にあっては管理課職員が定期検査及び原水検査にあっては委託会社が実施し検査結果書が提出されています。

その他

停電のときは揚水ポンプの停止ともに浄化装置も停止することとなりますが、専用の自家発電機が備えられ非常時にも対応できる設計となっています。
また不測の事故により井水の揚水が停止等したときは公共水道(京都市水道)により給水されますので、使用に支障をきたすことはありません。

水道施設の概要

水道施設の概要

施設写真

施設写真

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