最新鋭画像診断装置を用いた高精度がん検診
当院の腫瘍(がん)ドックは、全身のガンを見つけ出すために最新鋭装置を用いた全身MR検査を中心に、臓器・疾患に適した検査を組み合わせ、精度の高いがん検診を行うものです。
受診可能日・・・木曜日(基本)
当院全身MR腫瘍(がん)ドックの検査成績
2008年から2010年に89名の方が当院の全身MR腫瘍ドックを受診されました。
腫瘍性病変が33名(37.1%)の方に発見されました。その内悪性腫瘍と診断されたのは3名(3.4%)、悪性腫瘍疑いは2名(2.2%)です。
日本人間ドック学会の調査(2010年)では、人間ドックのがん検出率は3,077,352名中7,937名(0.26%)です。一般の人間ドックと比べ、全身MR腫瘍ドックは高い検出率が得られています。
正常例
右乳がん
腫瘍ドックで右乳腺に高信号が検出されました。マンモグラフィーでは病変は不明瞭でしたが、専門医による診察で乳がんと診断され、乳房温存手術が行われました。
1cm程の乳がんですが、病変が明瞭に描出されています。
悪性リンパ腫
腫瘍ドックで腫大したリンパ節、骨髄、脾臓などに高信号が検出されました。専門施設で悪性リンパ腫と診断され、化学療法が行われました。
全身の病変の拡がりが明瞭に描出されています。